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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter88 『覚醒』 88-41


(善の気配は、黒い煙を巻き起こし。 その場から消えた。)

『太陽の様な強い光に満ちたエネルギー。』

(夏樹は、光り輝く剣を手にするソラを見て、微笑み。 目を細めた。)

『ソラが、追い払ったのかもしれない。』

「気配が消えた・・、帰ったのか?」

(ソラは瞬き。 安堵すると。 髪を掻き上げ、水色の髪に滴る。 雨の雫を、払った。)

「初戦から、苦戦なんだけど。;」

(夏樹は、笑った。)

「くっくっ、だろ。」

ピューッ

(その時、遠くから。 こちらに向かって上空を飛んでくる人影がある。)

(夏樹とソラは瞬き、上を見た。)

「ソラさま〜っ! ピュアやっと追いつきましたです〜っ!v」

「恐ろしいっ;空間の溝につかまっていましたですっ!///」

「いきますようっv」

「《闇の力を秘めし鍵》

《解き放て》

《虹のシャボン》〜♪」



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