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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】
Chapter89 『Friend』 89-34
「ああっ! 紫苑さんっ・・///」
「ちょ、ちょっと後ろ危なっ///」
「きゃ〜っ///」
(佐織が気づいて声をかけたが、足元にまで、いくつも散らばり転がる。 お菓子や
ジュースの瓶につまずき。 夏樹は前から来る紫苑に押されて、そのまま後ろに
背中から倒れた。)
ガシャーンッ ガタガタッ
「ぷっ、あははっ!」
「はははっ!///」
(駆とソラは、声をあげて笑った。)
***
(楽しい語らいは尽きることなく。 いつの間にか、明け方近くまで。
みんなそのまま、夏樹の部屋に居た。)
(駆は、夏樹のベッドの上で。 ソラは、ソファーの上で、
長い脚を伸ばし、寝転がってしまい。 熟睡しているようだ。)
(完全に気を許し、くつろいでいるみんなを前に、夏樹は穏やかな気持ちで。
一人静かに。 眠るソラの、足元あたりの床に腰を下ろし。 女の子たちの話し声に
耳を傾けていた。)
「ですですっv ピュアは、ほんとうは、光の魔法使いですからv」
「王室専属光の魔導師。 セナさまのっ、弟子なんですっ!v」
「セナさまはっv すっごくこわいんですけどっ///; とっても強くてv
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