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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter89 『Friend』 89-35


それはそれはっv 綺麗で・・っ、素敵な魔導師さまなんですっ!」

「でもっ/// ピュアは闇の魔術を操る魔導師さまが好きでっ!v」

「こっそり、闇の魔術を、ソラさまとお城で練習しましたですっ。」

「おかげで、異世界に来られるまでになりましたですよぅ///v」

(ピュアは興奮した面持ちで、ぱたぱたと手ぶりしながら、話した。)

「・・闇の魔術の魔導師さまって・・?」

(紫苑が興味を持って、ピュアに尋ねた。)

「ザキさまっていいますv/// でもっ、闇の魔術は、禁じられていますからっ!///」

「ピュアっ、セナさまにばれないようにっ! 命懸けでしたよっ///v」

「命懸けの恋です〜っv///」

「それにっ、ザキさまはっ、幽閉されてしまっていますからっ;;」

(佐織もお菓子をつまみながら、興味深く、ピュアの話に頷いた。)

「ふ〜ん! なんかっかっこいいわねっ///」

「厳しい恋ですっ・・v ピュアはほんとはっ、セナさまのお弟子ですからっ///v」

「それにっ! セナさまはっv ザキさまのお兄様なのですっv///」

「ピュアっ/// 二股ですっ/// 禁断の恋です〜っ///;;」

(何やら思い詰まって、身悶えるピュアの様子は、深刻というより。 あまりに
可愛らしく。 見ている誰もが、微笑ましく。 夏樹も思わず笑った。)

「くすくすっ。」



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