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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter94 『薄雲』 94-13


「それに、何かの手がかりになるなら。

ソラたちに知らせたい。」

「ソラのやって来た国に、関わることであれば。」

「できるだけ早く。 ソラもピュアちゃんも、明るくしているけど、

きっと。 事態は深刻なんだと思う。」

「僕のことを気にして、手遅れになったらいけない。」

(夏樹の中で、すでに気持ちが切り替わってしまったらしく。
とても大人しく、休んでいそうにないと察し。 菖蒲は諦めた。)

「畏まりました。

呼んで参ります。」

キイッ ガチャンッ・・

(部屋のドアが閉まるのを見届け。 夏樹はさっと着替え。
PC脇に置かれたメモリーを手に取ると。
PCの電源を入れ、接続した。)

ピッ ブブンッ・・

コォォォーッ

(デスクトップに映し出された、初期画面の画像を、
夏樹は眩しく見た。)

(Fの文字を象った鍵のような紋章。 鍵の両脇には、赤い翼。
紋章の下に、金色の文字でFOTと映し出され。)



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