HOMENovel
Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】
Chapter95 『強く』 95-35
「キュイッ・・」
「コワォォーッ!」
『!///』
ポンッ
(ソラは、頭上に降って来た何かに、思わず両腕で自身をガードしたが。
それが、小さかったので。 ぶつかった拍子に両手で受け止めた。)
「ん・・うぉっ!」
「アオ・・っ!」
「アオじゃねーか! わぁっ/// 元気だったか、おまえ〜っ///」
(手のひらの中に、飛び込んで来たのは。 青い翼を持つ、小さなトカゲのような
生き物で。 ソラは懐かしさに思わず頬ずりした。)
「キュィ〜」
(小さなドラゴンは、ソラに頬ずりを返した。)
「!/// ソラ、それって・・!?///」
「城で、内緒に飼ってたドラゴンの赤ちゃんだよ・・っ。」
「ヤベー・・。 どうやって来たんだよっ!」
***
「あ〜ら、失敗。」
「ちっちゃ〜い♪ うふふっ、でも手応えあり♪」
『 次ページへ 』 『 前ページへ 』