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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】
Chapter95 『強く』 95-4
(真剣な水色の瞳が強く。 きらきらと光りながら。 足りない自分の力に、
もどかしい思いに、顔をゆがめた。)
「ソラ・・。///」
「きっと、出来るよ。」
「わたしも応援してる・・! この巫女さまが、応援するんですからねっ///」
「ぜったい、出来るよ。」
(水色の瞳が、少し驚いたように見開き。 明るい、オレンジ色の短い髪をゆらし、
目の前で微笑むミイを、見た。 小さな、台所には、ゆがんだ窓から明るい朝日が
射し込み。 古びた日本家屋の室内を、光が包み込んでいた。)
(お味噌汁の良い香りと、鍋から漂う白い湯気が、古びた電球の傘の上を流れ。
朝日の光の筋を、テーブルの上に残す。)
「ははっ、おう。」
『守らなくちゃならないんだ・・。 俺が、この地上を。』
『そして、エアリエルに帰るためにも・・。』
(ソラは、自分自身に言い聞かせた。)
「さぁ、食うか。」
「今じゃ、ミイよりピュアのが地上の料理上手いぜ。」
(ソラはニッと笑い、ピュアは顔をほころばせた。)
「///はいです〜っ/// ピュアお味噌汁大好きですっv エアリアルに帰っても
作りますですっv 千波さまに教えてもらったんですよ〜っv」
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