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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter95 『強く』 95-41


「蒲公英ちゃんたちっ! 無事だったのですねっ///」

「どうして・・?」

「今の、フェルゼンという人は・・、どこへ?」

(ピュアに、魔法をかけていた人物は、間違いなく。 ドラゴンを呼びだした。
だが、その姿もなく。 ソラの姿もない。)

「・・。 別の空間に、連れていかれたみたいね?」

「あの、FOTの空間を操る人の仕業かしら?」

「大変。 フェルゼンの怒りを買うのは2度目よ。 生きて帰れないかも。」

(理恵は言葉とうらはらに、楽しげに笑った。)

「ああ。 安心して。 ドラゴンがどこへ行ったか?」

「うふふっ。 FOTの空間に捕まって・・あなたの連れの男の子と一緒よ。」

「ちょっと、つまらないわね。 あ。 でも、

フェルゼンが、FOTの人を倒せば。 こっちに出てくるんじゃないかしら?」

「綺麗ね・・v 青いドラゴンちゃんv」

『!///』

(ピュアは戦慄した。 その場から舞い上がると、急ぎ。
眼下にミイを見つけ。 駆け寄った。)

「ミイさま〜っ!///」

「あっ!/// ピュアちゃん・・!; 大丈夫っ・・?」



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