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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter96 『求めるもの』 96-14


「うん。 メイちゃん。 お腹が空いたときは、すぐに言ってねv」

「メイちゃんはアンドロイドなんだから。 電池が切れたら、止まっちゃうのよ〜。」

「お屋敷の中ならいいけどv お買いもの途中の道端で、この前みたいに

止まらないようにねv」

(メイは、顔を赤らめた。)

「///はい。 すみませんっ///; メイは、素材の都合上、見た目より・・

重量がありまして。」

「ご迷惑をおかけしっ。」

(千波は、メイのそばにより。 メイのほっぺたをつねった。)

「メイちゃんv 体重のことばかりきにしちゃダメv メイちゃんは十分v

魅力的で、可愛いんだからねv」

(メイは、照れて。 顔を赤らめた。 両脇に、輪に結んだ。 三つ編みが可愛らしい。
白いレースのカチューシャ。 胸元と腰にこぼれるほど大きなリボン。 フリルの多い、
ピンクのメイド服姿で。 メイは、可愛らしい白い靴の足を。 ぴっと揃えて。
千波に微笑んだ。)

「ありがとうございます///千波さまっ。 メイは、千波さまのメイドさんで嬉しいです///」

「でも・・。 夏樹さまがいてくれたらな〜///」

「メイには、むずかしいことはわかりませんっ。 でも、

お屋敷の様子が変わりましたね。」

(千波は、瞬き。 メイを見た。)

「そうね。」

(メイは、夏樹の居た頃を思い返していた。)



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