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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter96 『求めるもの』 96-15


「夏樹さまがいらっしゃると・・/// 気持ちがほわっとするんです。」

「夏樹さまを見ていると、メイは・・っ。 胸がほっこり温かくなって。」

「エネルギー切れでも・・オーバーヒートするくらいにっ/// メイはっ///」

(思っただけで、かっかと熱を持ちだしたらしいメイに。 千波は笑った。)

「うふふっ/// メイちゃんv それが恋よv」

「女の子は、そんな誰かのことを思うと。 強くなれるのv」

「その人のことを守るのが。 わたしたちの役目なのよ。」

「大好きな人たちが、毎日。 しあわせで。 元気でいられるようにv」

「がんばろうねv」

(メイはうなずいた。)

「はい!」

(返事し、メイはふと気になり。 隣のキッチンを見に、移動した。)

トッ トッ・・

「・・。 はぁ・・。 聖さまは。 まだ・・。」

(メイの視線の先には、テーブルの上に残された。 千波が腕をふるった料理があった。)

「うん。 少し、疲れているのよ。」

「後で、わたしが見に行くから。 大丈夫v」

「メイちゃんは、もうあがって。」



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