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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter96 『求めるもの』 96-80


「んの代わり、毎日。 上手い料理作ってやるからっ、それでかんべんして。」

(ミイは頬を膨らませたが、満足して微笑んだ。)

「いいよっ、仕方ないな〜♪ ねぇ、ソラっ!」

「わたしお台場行きたいっ。」

「ピュア、遊園地がいいです〜v」

「わ〜った、わ〜った。」

「んじゃぁ、そろそろ・・。 東京見物と参りますかっ!」

(ソラは、ここからが本題と言わんばかりに。 意気込み手を打った。)

「わ〜い♪///」

「くすくすっ。 盛り上がってるとこ悪いんだけど。」

「そろそろ、戻らないと。 佐織さんと約束した時間だから。」

(夏樹の一言に。 3人は、意気消沈した。)

「「ええ〜っ!;;」」

「ええ〜っですぅ///;;」

(菖蒲も笑った。)

「くすくすっ。 では、戻りましょうか。」

(皆を、屋敷の前で見送っていた千波に。 ソラは振り返った。)

「あっ、千波さんっ!」



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