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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter97 『共に。』 97-19


「夏樹のことだ・・。」

(ソラの言葉に、ミイは瞬き。 水色の瞳を見上げた。)

「え?」

「思い出したんだよ。 そうだ・・。」

「お前が夏樹のことを気にしてたのも、納得できるし。 どこか怖えって、思ってたのも、

わかる。 それに、あいつから感じる、あの力。」

「近くにいくだけで、お前も感じるだろ?

力がみなぎるようなさっ。 エネルギーが湧き上がってくるんだ・・。」

「そうなんだよっ、あれが。 “聖なる樹”に注がれるべき、“闇の王”の力だ!」

「“命”を生み出す、強さだよ・・。」

「“闇の樹”は滅んでも、消えずに。 夏樹の中で流れていたんだ。」

(ソラは、興奮し、わくわくしていた。)

「どういうことっ?///」

「ミイ。 さすが幸運の巫女さまだぜっ。 俺たちは、探すべき相手に、

最初から出会ってたんだよ。」

「“闇の樹”の王がいるなんて、伝説だって思ってた・・。 俺が生まれたころには、

“闇の樹”は滅びて存在していなかったから。 けど、会えたらって思っていたんだ!」

「ソラ・・。 でも/// “闇の力”は、壊さなければならないって・・; 

おばあちゃんが・・。」



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