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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter97 『共に。』 97-27


「///ううんっ、そんなことっ///」

「あ〜、なるほど。」

(ソラは納得して、ぽんと手を打った。)

「・・なるほど?」

(じろりと夏樹がにらんだので。 ソラはにんまりと笑い、夏樹に思い切り、
背中から抱きついた。)

「超冷て〜っ。 気持ち良い〜。」

「ほんとだっ! 俺の隣にいてくれっ!」

(ソラの両腕が離さないので、夏樹はややもみくちゃになりながら、もがいた。)

『!』

「・・っ、ちょっと、僕が暑い・・っ!」

「離れてくれっ・・。 菖蒲っ、助けて・・。」

「くすくすっ。 参りましょうか。」

(ソラはまったく離す気がないようで、照りつける太陽に眩しい笑顔を向けながら、
クールな感触を楽しみ、そのまま夏樹を、皆のもとへ連れて行った。)

(菖蒲は、夏樹の要望を無視し、あとに続いた。)

「///あっはっはっ!/// 行こっ、紫苑ちゃん♪」

「うん・・。」

(追いかけるミイの後ろから、紫苑は夏樹を見た。 ソラの腕の中で、
深い紺色の髪が、くしゃくしゃしている。 ソラを引き離そうと、伸ばした



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