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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter97 『共に。』 97-37


『そして、みんなのいる、小さな可愛い街たち・・。』

(ソラの魔法は、エアリエルの青い海の上を走り。 白い砂浜につづく、
緑の木々を揺らし。 海の上に建つ、小さな家々を通り過ぎて。
高い山の頂へ。)

(そびえる一つの城を映し出した。)

「城だ・・。」

「中へ。」

(ソラは、手をかざし。 魔法陣を、水槽の映し出す、街の上から、
城へ向け走らせた。)

「ソラさまっ。 あれを、見てくださいですっ。 大聖堂が・・っ///」

「まだ“闇”に染まったままです・・///;」

(ピュアは、可愛らしい靴の爪先で、水槽に身を乗り出し。 城のそばに建てられた、
立派な大聖堂が、黒く染まり、その染みの様な流れが。 城の裏手へ続く。
砂漠の海、砂界と呼ばれる、禁じられた地へ。 流れ出ているのを指さした。)

「大聖堂の裏手に、砂界と呼ばれる、砂漠がある。」

「俺たちが通って来た、“異世界”への境界だ・・。」

「きっと、“呪い”も、そこからこの地上へ流れた。」

「それが、“闇”を生み出したんだ。」

「かつて、ルイが通り。 リュウジュが通った・・。」

「“次元の扉”だ。」

『早く、みんなの顔が見たい・・。』



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