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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter98 『境界』 98-1


「うわぁ〜っ!/// 綺麗っ。」

「広いお部屋〜っ♪」

(案内された、豪華なホテルの一室に、ミイはうきうきと足を踏み入れ、
柔らかなベッドの上に飛び乗った。)

ぱふっ

「わたしここ〜っ♪」

ばふっ

「俺、ここ〜っ!」

(隣のベッドに、豪快にソラが飛び乗ったので、ミイは目を瞬かせた。)

『///』

(途端に首根っこをつかまれ、ソラはベッドから転がり落ちた。)

「ちょっと! そこわたしよっ。 汗かいたまま乗らないでっ!」

(びしっと指摘し、ポニーテールの髪を揺らし、佐織はベッドを確保した。)

「(ぐえ・・っ);」

「春人さん、お食事の前に、みんなと温泉に行ったら?」

「ソラさん、貸し切り露天風呂ですって。」

(ソラは聞いて、床から飛び起き。 チイの手を両手でにぎった。)

「女神よっ。 傷ついた戦士に休息をっ!; 先輩、可愛い彼女でうらやましい。」

バシッ



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