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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter98 『境界』 98-77


(ソラの声に、紫苑は急にはっとすると。 素早く湯船を出た。)

パシャッ・・

「! わたし、様子見てくるね。」

「あっ、紫苑。 あらあら。」

(佐織とチイは、顔を見合わせた。)

「紫苑に任せましょう。」

「そうね。」

(佐織は微笑み、視線をミイに移した。)

「ミイちゃんは、ソラとどうなの?」

「///えぇっ!?///」

(ミイは慌てて、湯船の中に沈んだ。)

「ふっふっふ〜っ♪ 今夜は語ってもらうわよ〜っ♪」

「チイも♪」

「ふふっ///」

「佐織さん〜っ///」

「くすすっ///」

(3人は、笑いあった。)

***



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