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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter98 『境界』 98-84


ガチャッ キイッ

(二部屋予約した、宿泊部屋で。 女の子たちが荷物を下ろした一つの部屋に
ミイは足を向けた。)

「ふぇ? だって。 お部屋別でしょ?///」

(ソラは舌を出し、笑った。)

「楽しいのは、これからだろっ! みんなでこっち来れば?」

「チョコミントうまっ!」

(待ちきれずに、小さなスプーンの包みをやぶり、ソラは一口。 アイスをほおばった。)

「ええっ///」

「ふぅ。 ったく、しょうがないな〜。 そっちきれいにしといてよ?」

「行こう、紫苑。 お菓子持ってく?」

(佐織は、言葉と裏腹に、満面の笑みで皆をうながした。)

「え?/// ・・うん。」

(紫苑は少し小さくなり。 夏樹の後ろについて、部屋に入った。)

「大丈夫か、夏樹。」

(駆は、部屋に入り。 後ろの夏樹に振り返った。)

「・・ふっ。 大丈夫。」

(紺色の瞳は微笑み。 その手で、まだ紫苑からもらった缶ジュースを首筋に
あてていた。)

チリッ



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