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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter99 『決意』 99-69


(夏樹は、ソラの隣に立ち、海を眺めた。)

「すげ〜・・!」

「水平線に、雲一つ無い。」

「こんなきれいな朝日、見たことねーよ。」

(ソラは水色の瞳を輝かせ。 太陽の熱を全身に浴び。 水平線の先に向かい、
声を上げた。)

「お〜〜い!」

「エアリエル国のみんなっ!」

「待ってろよ〜〜っ。 きっと帰るからな〜〜っ!!」

(ソラは、太陽に向かい、誓うように叫んだ。)

「セナさま〜っv ザキさま〜っv」

「ピュアはっv/// ピュアはっ・・! お慕い申し上げております〜っっ!!///v」

(駆は笑って、隣に立った。)

「あははっ。 告白タイムか?」

「んじゃ・・。 いっちょ俺も・・っ!/// さ・・っ!」

(佐織は、勢いよく、駆の頭を叩いた。)

「/// 静かにしてなさいよっ!」

(佐織は、駆を抑え込み、紫苑と夏樹の方を、そっと見た。)



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